Kurosawa Kanamaru ramuji @ RAKUZA

Live @ RAKUZA

5月12日(土)20:00開演
3000円(1ドリンク付)前売券あり
楽座 広島市中区立町6-1 立町ウィングBF1-A (082-246-1019)

Kai Kurosawa (http://happysad.org/)

1979年生まれ。6歳よりピアノを始め、15歳からエレキベースを弾き始める。1998年、18歳でアメリカ合衆国ボストンのバークリー音楽院に入学。在学中に快が現在弾いている楽器ヘと連なるWarr. guitarを弾き始め、同音楽院のトップミュージシャン達を集めたCD, Jazz Revelation Records “Rebirth”に選考される。2002年には初のリーダーアルバム”Doubts”を制作。ジャズの世界的巨匠タイガー大越に認められ、彼のラジオ番組 “Tiger’s Melting Pot”に出演。ピアニスト上原ひろみとの共演も数回。

2003年カルフォルニアに拠点を移し、2005年カルフォルニア芸術大学大学院を終了。在学中からジャズの巨匠Vinny Golia、ゴシック界のスーパースター Collide、エレクトロニックの新星Carolineなどと活動。さまざまなジャンルでその才能をミュージシャンとしてだけでなく、プロデューサーとしても発揮している。ジャズファンなら誰もが知るCharlie Hadenには”君の演奏は素晴らしい”との褒め言葉をもらっている。2007年の秋から日本での活動を始め、村上”ポンタ”秀一、大高清美、HIROMI、矢堀孝一、Thomas Lang、小森啓資、Toshi Hiketa, ISAO、IKUO、國田大輔、坂東慧、長谷川浩二、菰口裕也、Shane Gibsonなど、ベテランから若手の日本のトップミュージシャンと共演をしている。全国ソロツアーやNHKなどさまざまなラジオ番組に出演するなど、短い期間で精力的に活動の場を広めている。2008年と2011年にはベルギーで行われたヨーロッパ タップ セミナーに特別講師として招待され大絶賛された。

そんな彼の一番の魅力は世界で唯一の楽器を独自の演奏法で弾きこなすさま。 ギターなどで2パートを演奏するのは最近では決して珍しくないが、快にとっては3パートを弾くことはもちろん、3パートの即興演奏もたやすい。バンドで あろうがソロであろうが聴くものを魅了する。楽器は計24弦の特注でドイツ製。12弦を両手10本の指で弾き、残りの12弦は共鳴弦。ピアノのような 演奏を聴かせる。攻撃的なスピードから柔らかな雰囲気まで、自由自在に操るのを得意としている。その音楽はJazzといわれることが多いが、本人は特に名前を付けていない。特注の楽器も現在は名前がない。自然が一番、そんな快の性格が無理に名をつけない理由だ。

現在はカルフォルニアを拠点とし、参加プロジェクトの数は常に9つほどで、画家、ダンサーなどとのコラボレーションも含み、スタジオセッションもたくさんこなし注目を集めている。2009年からはJapan Tap Seminarを日本で金丸敏明と毎年開催し、その活動の範囲は広がる一方。これからも活躍が期待される。

金丸敏明 (http://www.kanamarustick.com/)

世界でも数少ないソロ・スティック奏者として、多くのメディアを賑わす存在。スティックの主なプレイスタイルであるタッピングテクニックを駆使し、ジャズやニューエイジの要素を融合したオリジナルの楽曲が高い評価を得ている。

学生時代にスティックと出会い、人力テクノユニット「WEW(ウィーク・エンド・ワーク)」としての活動の後、本格的なソロ活動を開始してからは、音楽制作チーム「tone earth(トーン・アース 」を主宰し、映像・舞台など他の分野のアーティストとのコラボレーションを積極的に展開。作画アーティスト「TOMOYA-ART」とのライブペインティングやアートイベントへの参加のほか、ギターショーや楽器店でのインストアライブ、講習会、個人レッスンなど、スティックの楽器としての普及にも努めている。

05年に「ROOTS RECORDS」 より1st アルバム『GET ON THE STICK』を発表。本国アメリカの「スティックエンタープライズ」にも認められ、名実共に日本のスティックプレイヤー第一人者となる。06年には、セルフ・プロデュースによる自身の2nd アルバム「HUMAN FEELINGS」をリリース。世界的スティックプレイヤー「グレッグ・ハワード」との共演を果たすなどその活動は、ワールドワイドな広がりを見せている。

その他、様々なアーティストのライブ・サポートに加え、スティックの新たな可能性を探求するフォーク・ロック・バンド「流山(ナガレヤマ)」やフルート、ギター、スティックによるアコースティック・トリオ「La Vent Note(ラヴァンノート」等、その活動の幅は多岐に渡る。