ピックアップのモデルによって本体の価格が変わります。
右側の価格表を参考にしてください。

PASV-4 Block™パッシブVillex社ピックアップ・モジュール 生産中止

PASV-4ピックアップ・モジュールの詳細

12弦、10弦、8弦 Stick 堅木材・竹モデルに最適な新しいPASV-4™Blockピックアップ・モジュールを販売しています。 (12弦バージョンは近日販売)形状、寸法がアクティブBlock(ACTV-2™)と同じく、交換可能です。

ACTV-2 Blockモジュールは2つのアクティブEMG-FTピックアップが取りつけられているが、 PASV-4は4つのパッシブ・ピックアップです。ACTV-2、PASV-4は、昔のフェンダー・シングル・コイル・ ピックアップと音色が同じで、鋭利な高音、低音は豊かで明瞭だが、PASV-4の方は音量が大きく、 機能が多いのです。

Villex社の技術

ビレン・カナゴブが作ったギター・ピックアップ、磁場の新しい技術を使っています。カナゴブは元ロシアの 航空機技術者、現在ギターリスト、ピックアップ設計者でカリフォルニア州でVillex社を経営しています。 2年間、Stickの独特なダイナミックス、広い周波数に最適なピックアップ・モジュールを共に設計、 製作しています。継続性を確保する為、契約を結びました。

4つのパッシブ・ピックアップも電子回路もサイズが小さく、電池がない為、トーン・コントロールやスイッチの スペースが増えました。Villex社の新しい磁場技術がなかったら、パッシブ・ピックアップでこんな音量、 明澄、周波数の広さは不可能でした。

ピックアップ

PASV-4ピックアップ・モジュールの配線

Villex社のピックアップはそれぞれの位置によって調整されています。コイルはハムキャンセルのため 配線を逆に行い、特別な巻き方で最適な音量、トーンを得ます。

ピックアップの磁力が弱い為、弦の近くに設定しても、メロディ側の高いフレットで弾いてもピュアー、 快い音がします。(音量、トーンの為ピックアップを弦の近くに設定する事をお薦めします。)

外側の細い弦(特にメロディの1弦)で音量が上げられています。又、弦に対して垂直にすることで ピックアップの幅が最小限にし、出力、効率が上がています。

ネジの調整でピックアップそれぞれの高さ、傾斜を調整でき、Stickのセットアップ、メンテナンス、 再調整が簡単なのです。

結局として、今までで最も音量が大きく、音がピュアーなパッシブ・ピックアップです。Stickスタンダード・ ピックアップ、ACTV-2と比べたらPASV-4の出力電圧がネック・ポジションで少なくとも4DB大きいのです。 それはメロディ、ベース側それぞれに1.5倍以上の音量増加なのです。

トーンを変えたり、ピックアップをネック+ブリッジにすると、更に音量が増加します。又,独特な技術により、 弦に対しての力がどれだけあってもクリッピングしません。30Hz-17KHzの幅広い周波数はバランスが 良い為、サウンド・システムのプリアンプEQを比較的にフラット、もしくは低音を少々ブーストするだけです。

ピックアップ選択

電子や磁気スイッチ、回路、回線、コントロール等などにもVillex社の革新が見られます。モジュールの 上面と弦の外側にメロディやベース・トーンそれぞれを様々に変更する2つの回転スイッチが 取付けられています。回転スイッチは4ポジションがあります。ポジション1はバイパスで、ピックアップの固有の 強い、明瞭な音です。ポジション2はミッドハイを増幅、ポジション3はハイミッド、ポジション4はミッドレンジです。 それぞれのポジションは順に信号の音量が少し増加します。

ピックアップの選択スイッチがモジュールの外側に取付けられ、メロディやベースそれぞれに3つの ポジションがあります。ブリッジ、ネック・ポジションはギターと同じく独特なトーンがあります。ブリッジの場合、 高い部分音の豊かな組み合せ(エレキの音)、ネックの場合、基低音に近い倍音 (柔らかなエレキ・アコースティックの音)を出します。

ピックアップ選択スイッチの中央ポジションの場合、ネック+ブリッジ・ピックアップになり、フェイズがかかった 音がし、音量が少々増加されます。

トーン・コントロール 

メロディ、ベース音量ツマミはモジュールの外側に取付けられ、小さい音量での高音の自然なロスを 相殺する様に内蔵の磁気システムを操作します。

モノ・モード

メロディ側のツマミ
左から:音量、モノ・バランス調整(矢印)、4段フィルター、4段ピックアップ・セレクター

モノでメロディ、ベースそれぞれのピックアップ選択スイッチは使えるが、メロディの音量ツマミ、 回転スイッチが両側をコントロールします。信号がモノラルで混合され、メロディ出力だけに送られます。 ステレオにすると、ベースの回転スイッチも設定できます。

モジュールは強力だが静かで、メロディ、ベースの混信が最低限で抑制されています。ケーブルを差し込む 時ポンと言う音がしない様に、全ての部品、出力ジャックが接地されています。アンプやプリアンプ、エフェクター、 マルチエフェクター等など通常の高インピーダンスのギターやベース・ギター装備と最適に使えます。

結果 

現在PASV-4は新品の10弦、8弦モデルのオプションとして、中古スティックの改良部品として販売しています。 改良は既にACTV-2を使っている場合、固定孔2つをあけ、ちょっとした接地変更だけで済みます。 そして、望みによりPASV-4とACTV-2を簡単に交換できます。

スタンダード・ピックアップ・モジュールの場合、より大きいBlockを取付ける為にピックアップ溝を広げる 必要があります。