演奏法の進化 その6(最終)『奏法の普及』

演奏法の進化 by エメット・チャップマン

奏法の普及

ECPaladinos1108
エメット・チャップマン

新しい奏法を考案しても、ミュージシャンに教えないと意味がありません。この12年間、個人や団体の 希望により、スティック・エンタプライズが両手タッピング方法を説明するパンフレット250,000冊を提供していました。 1975年以来、これらのパンフレットや何千枚のレコード、テープ、CDなどを、ミュージシャンや音楽店、展示会で 提供しています。

1969年以前に両手奏法を使っていたミュージシャンを私は知らないが、現在、世界中で約2,000人の Stick奏者がこの奏法を使っています。メジャーなミュージシャンと世界ツアーで演奏した Stick奏者もいます。新しいStick奏者のために出版した「Free Hands」は殆どのミュージシャンの手に 渡っているが、中には、ライブやTVだけで習得する人もいます。(私が1974年に始めてテレビの全国放送で Stickを演奏しました。)Stickの自然なフィンガー・ポジションやエルゴノミク・デザインが両手奏法 (指が弦に対して垂直)に適しているので、弾き方を身につけるのは簡単です。

この17年間の作品が、自分だけではなく、多くのミュージシャンにとって効果的、創造的だったのは 嬉しいことです。ほとんどの芸術家は、自分の作品が受け入れられたときを見ることができません。私は、 新しい奏法を創り出すという目的を達することができて、とても幸福だと思っています。

(c)1987年 Mix Publications