組み立て、セットアップ・調整が以前より早くて正確。計10個の精密に加工・成形した部品。
- スルーネック・Rails フレットの一体型構造
アルミ板一本を CNC(コンピューター数値制御)工作機械で削り、指板・ネック・Rails のフレットが一体型。様々な色で陽極酸化仕上げ。
- R-Block™ ピックアップ・モジュール
ACTV-2 Block、PASV-4 Block と比べて、 Stick に対する角度が逆。ステレオ・モノ出力切り換え可。2個の Villex ピックアップがネック位置に設置、全く新しいエレクトロニクス。 - ボルトオン・ヘッドストック
射出成形・ガラス充填プラスチックのヘッドストックがアルミ・ボディーにボルトオン。 - 調整できるブリッジ
射出成形・ガラス充填プラスチックの調整できるブリッジ。スタンダード(堅木材)10弦 Stick より弦間が少々広い。 - 4-Way™ Divided™ トラス・ロッド
全フレットに対して弦を低く調整可。 - ベルト・フック
いままでと同じ射出成形のベルト・フックですが、アルミ・ボディーが堅木材モデルより薄いためベルト・フックの台は少し高めにデザインしました。 - ネック・ストラップ
いままでと同じデザイン。「ツイスト・ロック」で本体に固定し、ストラップ長さ調整で Stick の構え角度を決める。 - チューニング・ペッグ
チューニング・ペッグはHipshot、Grover、Gotoh から選べます。 - 弦
ゲージはライト、メディアム、ヘビー、チューニングはお好きな10弦 Stick チューニングから選べます。 - ネームプレート
最後の装飾的な仕上げ。表示は「Stick, Railboard model」。
革新と仕様
- 長さ
ボルトオン・ヘッドストックからテールまでの全長は 45 3/8″ (115.25cm)。 - スケール長さ
ブリッジからナットまでは 34″(86.4cm)。堅木材モデルの 36″ より 2″ 短くなっていますが、ナットと「X-fret」の間は堅木材モデルの 2″ より 1 3/4″ 広く、3 3/4″ になっています。これにより、X-fret で弾きやすくなり太いかつ一様な音色を得ます。 - インレイ
通常のインレイではなく、お椀状のくぼみを指板の露出したアルミに加工。 - 一体型 Rails
「X-fret」から24フレットまで計25 Rails、全ての弦で2オクターブ。(ナットの近くのフレットは1フレットではなく「X-fret」と言います。) - 新しいチューニング
「Raised Matched Reciprocal」という新しいチューニングが特に Railboard に相応しいとチャップマンさんがお勧めします。「Matched Reciprocal」より全音上げて、メロディの1弦が D、ベースの6弦がロー D。「この高いチューニングが薄いアルミ Railboard の固有の輝きに最適」とチャップマンさんが言います。
組み立てとセットアップ
- 組み立て
全部品が Railboard ネックにボルトオン。 - Rail の仕上げ
全 Rail の先端を平面に加工してから、陽極酸化で仕上げる。 - セットアップ
ブリッジと Flaps (ナット)で弦高を調整。バランスのとれた音量のためピックアップの高さを調整。ブリッジの SlideBlocks でオクターブ調整。Rail 先端の平面を精密に調整するためトラス・ロッドを両端で調整。セットアップは最小化、メンテナンスは簡略化、全体的により正確になりました。コスト削減も改善点も実現しました。